外壁タイル工事(2日目)
昨日、丁寧にタイルの割付の糸を張り、今日からは、いよいよタイルを張り始めます。
今回は、ボンドによる接着工法で、そのボンドの色がそのままタイル目地の色となるので、事前にタイルとの相性を確認し、お客様とも打ち合わせをして決めています。
最初に、ある程度の面積にボンドを塗ってタイルを張っていくのですが、最初の1列目が全体の基準ともなるので、全体の割付を意識しながら慎重に張っていきます。
タイルを張る作業ですが、一番下に半端が入らないように、下から順番に張り始めたいところですが、万が一塗っているボンドが落ちたときに下のタイルを汚してしまうので、上から順番に張っていきます。
そして、しっかりとタイル割をしているので、一番下に半端なタイルが入る事もありません。
ある程度の面積を張ったら、全体を見て微調整です。
今回のレンガ調のタイルは1枚1枚の寸法がバラバラなので、調整と言っても、職人さんのセンスによるのですが、完成形をしっかりとイメージできているので、迷いはありません。
今日から始まったタイル張りではありますが、最終的には、8、000枚近いタイルを張ることになり、これから数日間、根気が必要な作業が続きます。
それでも、一部のタイルを張っただけでも、劇的に雰囲気が変わるので、完成が楽しみです。