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小樽市 I 様邸 リフォーム工事 29

今日から、床工事。

内装(クロス工事)は今日で完了で、それに変わって床工事のスタートです。

クロス工事と床工事は、作業範囲が同じなので、同時に作業をすると仕事がぶつかり合い、やり辛いので、タイミングをずらして入ります。

まずは生活の中心となる、居間・台所・食堂から作業を始めます。

すでに1ヶ月以上、工事中の状態で生活をされている I 様、少しでも早く落ち着ける場所を作るべく、居間関係を先に完成させます。

今回の床は、張替えではなく、上張り工法を選択しました。

それは、工期の短縮と工事費の圧縮、そして何より、今回使うフロアータイルは、厚さ2.5㎜の塩ビ系の床材で、デザインも豊富で耐久性やメンテナンス性にも優れ、仕上がりも抜群だからです。

また、2.5㎜という薄さは、色々な面で有利で、既存部分との段差の問題や、ある程度不陸がある床にも対応できます。

ただ、これにも「好み」がありますので、採用する前に、カタログとサンプルを取り寄せ、お客様にはしっかりとご説明して、イメーシしていただき決定しました。

 

さて、リフォームでの床工事の作業の大半は、家具等の物の移動です。

まず、片側に全てを移動し、空いた部分の床を張り、再び移動。

この繰り返しの作業です。

 

しかし今回、お客様のご協力により、食器棚の中の物などを事前に出していだだいたので、助かりました。

 

床張りは、タイル同様、全体の割付を考え、中途半端な材料が、目立つ場所に入らないように調整します。

そして、基準線が決まれば、それに合わせ床を張り、部屋全体へと張り進めます。


そして、この床張りですが、接着が半乾きの状態で張るのがポイントで、新築工事であれば、窓を開けて風通しを良くして乾かすのですが、この時期のリフォームでは、窓を開けるには少々寒いので、扇風機の風でゆっくり乾かします。

そのため、接着剤を塗って、扇風機で乾かし床を張り、再び物を移動して、接着剤を塗って乾かしの繰り返しで、通常よりも時間が余分にかかります。

特に物が多い今日の居間・台所・食堂は、狭い範囲で少しずつ張り進めるので、根気が必要です。

I様邸床工事3

それでも、今日1日で食堂と台所、そして居間の1/3位まで張り終えました。

明日は、居間の残りと1階ホール、脱衣室を仕上ます。

 

それから、もう1つ。

I様邸外壁飾り

玄関上の小屋根部分に、壁飾りを取り付けました。

離れて見ると、鮮やかなオレンジが、より引き締まって見え、横長の壁飾りが、このスペースにマッチしています。

全体の写真は、別の機会に載せますので、お楽しみに!

 

 

 


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