基礎工事　埋戻し作業。

先週、型枠をばらし、

外部給排水工事が完了し、

今日は、埋戻し作業です。

敷地内の高低差は、意外と分かりづらいものです。敷地が広くなればなおさらで、なんとなく平らに見えたこの敷地も、実際に測量してみれば、最大45㎝の高低差でした。
玄関の位置や駐車スペースの水勾配などを考慮して、基礎の高さの基準を決め、敷地奥にあるテラスに上がる階段や灯油タンクを設置する基礎の高さを調整しました。
測量結果をもとに算出した基準の高さでしたが、今日の埋戻しで結果が出ます。
今回もバッチリ、上手くいきました。

物を造るということは、何も無いところから1つ1つ積み上げていく作業なのですが、まず先に「完成形」をイメージする必要があります。また建築は芸術品ではないので、単なるイメージだけではなく、キッチリとした寸法で結論付けていく必要があります。

しかし、実際に計算通りになるかは、作業が進まないと分からないことで、計算違いや見落としがあれば、違う結果になってしまいます。
計算という点と、結果という点が線で結ばれたときは、何ともいえない喜びと達成感があると同時に、「誰か気付いてくれないかなぁ」と思うのですが、「ちゃん出来て当たり前」ですから、自分からは言えません。それでも、職人さんの中には、気付いて褒めてくれる人もいて、そんなときは「普通ですよぉ」なんて言いながら、「どや顔」してると思います。o(･｀∀´･)

現場は、ゴールデンウィーク明けに足場を組立て、その後大工さんの工事に進みます。
お楽しみに！

《　　清田区M様邸　新築工事 6　　　　　　　　　　清田区M様邸　新築工事 8　　》