大工工事4週目。
先週で下地作業が終わり、今週は天井・壁の耐火ボードを張り進めます。
土台敷に始まった下地作業をキッチリと仕上げることは、これからの作業効率に大きく影響します。
大工さんの仕上げである このボード張りも、最終的にはクロス下地になるのですが、1つの工程ごとに、それぞれの職人さんが、自分の仕事をキッチリ仕上げ、次の職人さんに引き渡します。このバトンタッチが、最終的な完成へとつながり大切です。
ある程度、耐火ボードを張り終えたところで、枠・建具の取付です。
一昔前は、大工さんが枠を取付け、建具屋さんがその枠に合わせて建具を作るというのが一般的でしたが、最近は、枠と建具がセットになっている商品(既製品)を使う機会が多くなりました。
先に建具がセットされている既製品は、取付の際の自由度がほとんどなく、そのため躯体の精度が悪いと、最悪の場合、取付が出来ない可能性があります。
どんな事にも言えるのですが、特に物造りで良い結果を得るためには、最初からコツコツとやらないと、最後に「辻褄合わせ」をしてもダメなんですよねぇ。
今回も最初からコツコツ、問題なくポンポ~ンと取付られました。(^^)v
そしてもう1つ、階段の取付です。
今回は、踊り場があるL型の階段です。
居間から見える位置にあるこの階段は、特徴的で「くつろぎの空間」のアクセントになることでしょう。
また、階段下も有効利用し、収納として使えるようになっています。
さて、今週の大工さんは、下地から仕上げへと作業が移り、完成にずいぶん近づいてきました。
来週は、流し台や下駄箱の取付等、目まぐるしく現場の状況が変化します。
コツコツと下地をした分、どんどん仕上がっていきます。
どうぞお楽しみに!
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