姉さん事件です!
3週間くらい前、現場での話です。
作業の準備で、車から荷物や道具を降ろしていると何か違和感が・・・。
電動ドライバーが無いことに気付きました。
棚を製作して、道具は決めた場所に収納しているので、それが無いと、棚がポカンと空いてしまうので、すぐ気づくのです。
最後に使ったのは昨日。
「現場に忘れた?」。
仮に積み忘れたとしても、棚が空いていれば気付くはず。何となくではありますが、積んだ記憶もありますし・・・。
翌日、半信半疑の気持ちのまま、昨日行った現場を同じ経路をたどりまわりました。
自分の行動を思い出しながら、置き忘れそうな場所を確認しましたが、どこにもありません。
念のため、一緒に作業をしていた職人さんたちに聞いても、「置き忘れたドライバーは見ていない」とのこと。
逆に、「ほかの場所にも行っているんじゃないの?」なんて言われましたが、昨日行った場所を忘れたとなれば、そっちのほうが問題です。
他の職人さんたちにも、ドライバーを無くしたことを話すと、
「色んなもの現場に忘れるよ!」とか、
「車に物を取りに行ったら、何を取りに来たのか忘れた!」など、
耳を疑うような話がどんどん出てきます。
「歳は取りたくないなぁ」と思うと同時に、少し自信がなくなってきました。(◞‸◟)
雪が解け、気温も上がり、自宅前で洗車をしていると Σ(・ω・ノ)ノ!
助手席ドアの鍵穴横に穴が!
これテレビで見たことあります。
ぼっこか何かを差し込んでカギをこじ開けるやつです。
3週間経ってようやく気付きました。「盗まれた!」と。
ドライバーを積んことが、記憶違いではなかったことに安堵すると同時に、入れ替えたばかりの車のドアを壊されたこと、小遣いをコツコツ貯めて買ったドライバーを盗まれたこと、他の道具は魅力的ではなかったのか盗まれなかったこと等、悲しい気持ちになりました。
と言うことで、被害届を出しに交番へ行きました。
交番では、色々と根掘り葉掘り聞かれました。
まずは、今まで(3週間も)なぜ気付かなかったのか。
「なぜ」って聞かれても、「なぜですかねぇ~」と答えるしかありません。
他にも、「カギをちゃんと閉めていたのか」、「ドライバーは本当に盗まれたのか」、「なぜドライバーだけ」等々、なんだか「取り調べ」を受けているようで、「もう少しで、かつ丼 出てくるんじゃないか」って感じでした。
「カギを閉めていたか」の質問に関しては、「閉めていたから、カギを壊されたんだと思いますが・・・」と答えるとお巡りさんは、(+_+) ←こんな顔をしていました。
「もしかして『ぎゃふん』って言いました?( *´艸`) 」なんて言ったら、話が複雑になりそうなので言いませんでしたが、そのあとも取り調べは続き、約1時間、「かつ丼」が出てくる前に終了しました。
そして最後に、「たぶんドライバーは出てこないと思いますが・・・」と一言。
一言多い人って、どこにもいるんですねぇ。
どうせ言うなら「一生懸命、犯人捜しますからぁ」でいいんじゃないですかねぇ、捜す気がなくても 。
それでも、お巡りさんと話す機会なんて、そうそうないので、いい経験になりました。
盗む人にしてみれば、たかがドライバー1つかも知れませんが、盗まれた側にしてみれば、それだけでは済みません。
交番に何度も足を運び、保険の手続き、車の修理など。細かいことを言えば、保険で修理できるにしても、その分保険料は上がるし、車を修理するときは、道具をすべて積み替えなければならないし、ドライバーだって、また買わなきゃいけないし。
私は言いたい。
「犯人さん、出てらっしゃい」と。
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