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手稲区K様邸 外構工事 3

今日は、朝から土間コンクリートの打設です。

晴天


コンクリート打設前に、


鉄筋の確認と周辺の養生をして、

コンクリートの打設開始です。


そして、そのすぐ後から、左官屋さんが均します。


まずは、最初に付けた目印に合わせて均し、

土間均し3

ある程度、硬化した頃を見計らって、

2回目の均し(金ゴテ押さえ)です。


「ある程度、硬化するまでの時間」は、

季節やその日の天候によっても違い、

今回のように、土間の面積が広く、晴れて気温が高い日は、

「硬化を待つ」というよりは、

「待つ暇もなく、次から次へと仕上げていく」といった感じです。

そして、一番難しいのが、化粧目地を入れるタイミングで、

これは、コンクリートが硬くなりすぎてもダメで、その逆もダメです。

特に、今日のように天気が良く、気温が高い日は、

そのタイミングがピンポイントになるので、気を使います。


コンクリート目地は、

コンクリートの割れ軽減や、割れる位置を集中させる目的があります。

コンクリートは、ご存知の通り、流動性がある状態で打設して、

時間の経過と共に硬化します。

水との化学反応で硬化するコンクリートは、初期段階で一度膨らみ、

硬化するに従って縮みます。

また、硬化後も外気温の変化によっても多少、伸び縮みします。

この、コンクリートの収縮が、割れの原因の一つになります。

 そして目地には、いくつかの種類があり、

ある程度、積極的な目地として、ゴム状の目地材を挟み込むタイプや、

目地を10cm前後にして、そこに化粧砂利や芝生を敷いたりします。

これとは別に、目地をあまり目立たせたくない場合は、

今回のような、「化粧目地」という方法があります。

積極的な目地のほうが、割れに対するリスクは少ないのですが、

「絶対に大丈夫」ということでは、ありません。

「土間の目地は、割れを軽減するためのもの」と、ご理解ください。

それから先ほど、

「コンクリートの収縮が割れの原因の一つ」と書きましたが、

別の原因として、土間の強度の問題があります。

これは単純に、コンクリートの厚みや鉄筋の入れ方の話で、

その地域の地盤の強度によっても違うのですが、

しっかりと考えれば、事前に対処するこ事ができます。

しかし、この「土間」に対する考え方は人それぞれで、

「駐車スペースだから、ヒビは気にしない」というのも一つの考えで、

そうなると、余分なコストをかける必要もなく、

その辺は、お客様とじっくりう打ち合わせをして、

選択、判断する必要があります。


さて、3人の職人さん達は、休む暇も無く2回、3回と金ゴテで押さえ、

土間金ゴテ仕上げ

午後3時頃、ピカピカに仕上がりました。

お疲れ様でした。 <(_ _)>

 

後は、ゆっくりと養生です。

次は来週の月曜日、止め枠のみ解体予定です。

 

 

 


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葉