はじめに。
年々、新築の着工棟数が減っている昨今ですが、逆にリフォーム工事の需要は、徐々に増えています。
その背景に、テレビ報道等では、「景気が回復傾向にある」とは言うものの、道内では、それを実感することが、まだまだ出来ず、新築を考えていた方が、中古住宅を購入してリフォームをしたり、バブル期に建てられた住宅のメンテナンスの時期が来ている事があげられます。
しかし、リフォームと一言で言っても、建物の状態や目的によって、そのやり方は違い、さらに予算の問題もありますから話は複雑です。
そして、話が複雑がゆえ、新築工事以上に「お客様とのトラブル」の話をよく聞きます。
その原因として考えられるのが、「新築に比べ、リフォームは分かりずらい」ということでは、ないでしょうか。
「何が分からないのか、分からない」くらい、「ベールに包まれたリフォーム業界」をこれから何回かに分けて、お話しようと思います。