先週の日曜日、妻が学生時代の友人と食事をするというので、久しぶりに父1人、子2人の父子家庭の週末になりました。
息子2人は、そこそこ大きくなっているので、さほど手はかからないのですが、食事の準備だけは、しなければいけません。
私は、社会人になってから結婚するまでの約10年間、一人暮らしの自炊生活でしたから、食事の準備は、そんなに苦にならないのですが、そのメニューは、どちらかと言うと、キャンプで作るような、「簡単・手抜き料理」です。
しかし子供達には、それが新鮮なようで、「男どもで留守番」となると、この手抜き料理を楽しみにしてくれているようです。
子供たちが美味しそうに食べている姿や、「おかわり」や「ごちそうさま」「美味しかった」の一言は、何とも言えない喜びがあります。
しかし、これが毎日、朝・昼・晩となると、メニューを考えるだけでも一苦労です。
さらに「後片付け」は重労働で、体力的にもですが、精神的にも、「祭りの後の寂しさ」みたいな感じで大変です。
これを毎日、文句も言わずこなしている妻には、改めて感謝すると同時に、「主婦業は大変な仕事だ」と、再認識しました。
そう考えると、いつも偉そうにしている「おやじ達」は、文句や愚痴ばかり。
子育てを見ていてもそうですが、「母強し!」です。
今回、改めて感じたのは、「苦労が大半の主婦業も、子供の成長と、ありがとうの感謝の言葉によって支えられいる」という事です。
感謝の気持ちを言葉や態度に表す事は、とても大切な事です。
これは主婦業に限らず、どんな事に対しても、「やってもらって当たり前」ではなく、「ありがとう」です。
家を守ってくれる妻と子供たちがいる限り、親父は愛と平和のために、感謝されるような仕事をしなければと思う、今日この頃です。