今日から、外壁タイル工事。
昨日で、大工さんの工事は完了して、今日から外壁タイル工事です。
まず今日は、材料の搬入と、
このタイルを張る前の割り付け作業は、とても重要で、最終的な仕上がりに大きく影響します。
さらに言えば、サッシを取り付ける段階や、その他の見切り材の位置を決める時から、このタイル割りを計算し作業しています。
その計算を基に、今まで作業を進めてきた訳ですが、必ずじも計算通りにはならないことも多々あり、数ミリ~1センチ程度の誤差が出るのは、想定内のことです。
その誤差を今日の作業で見極め、微調整してタイルの割り付けを決定します。
その基準となるのが、下の写真の「赤い糸」で、この糸の色は赤に決められてものではありませんが、通常は、赤や黄色の目立つ色が使われます。
計算して下地を造り、最後にミリ単位で微調整し、いざタイルを張る訳ですが、その肝心要のタイルの形状は、寸法にバラつきがある、レンガ調。
そして、1枚ずつ職人さんの手作業で張る今回のタイルは、今までのミリ単位の作業が無駄なように思えますが、決して無駄ではありません。
完成をミリ単位でイメージして作業することによって、1枚のタイルを張る作業にも、こだわりが生まれ、よりバランスのとれた違和感のない仕上がりになります。
闇雲に隙間を埋めるような、張り方との違いは、誰が見てもわかるほどです。
今日は、その下準備をしっかりとやって、明日からのタイル張りに備えます。