今日から、床工事。
内装(クロス工事)は今日で完了で、それに変わって床工事のスタートです。
クロス工事と床工事は、作業範囲が同じなので、同時に作業をすると仕事がぶつかり合い、やり辛いので、タイミングをずらして入ります。
まずは生活の中心となる、居間・台所・食堂から作業を始めます。
すでに1ヶ月以上、工事中の状態で生活をされている I 様、少しでも早く落ち着ける場所を作るべく、居間関係を先に完成させます。
今回の床は、張替えではなく、上張り工法を選択しました。
それは、工期の短縮と工事費の圧縮、そして何より、今回使うフロアータイルは、厚さ2.5㎜の塩ビ系の床材で、デザインも豊富で耐久性やメンテナンス性にも優れ、仕上がりも抜群だからです。
また、2.5㎜という薄さは、色々な面で有利で、既存部分との段差の問題や、ある程度不陸がある床にも対応できます。
ただ、これにも「好み」がありますので、採用する前に、カタログとサンプルを取り寄せ、お客様にはしっかりとご説明して、イメーシしていただき決定しました。
さて、リフォームでの床工事の作業の大半は、家具等の物の移動です。
まず、片側に全てを移動し、空いた部分の床を張り、再び移動。
この繰り返しの作業です。
しかし今回、お客様のご協力により、食器棚の中の物などを事前に出していだだいたので、助かりました。
床張りは、タイル同様、全体の割付を考え、中途半端な材料が、目立つ場所に入らないように調整します。
そして、基準線が決まれば、それに合わせ床を張り、部屋全体へと張り進めます。
そのため、接着剤を塗って、扇風機で乾かし床を張り、再び物を移動して、接着剤を塗って乾かしの繰り返しで、通常よりも時間が余分にかかります。
特に物が多い今日の居間・台所・食堂は、狭い範囲で少しずつ張り進めるので、根気が必要です。
それでも、今日1日で食堂と台所、そして居間の1/3位まで張り終えました。
明日は、居間の残りと1階ホール、脱衣室を仕上ます。
それから、もう1つ。
玄関上の小屋根部分に、壁飾りを取り付けました。
離れて見ると、鮮やかなオレンジが、より引き締まって見え、横長の壁飾りが、このスペースにマッチしています。
全体の写真は、別の機会に載せますので、お楽しみに!