ラジオからはクリスマスソングが流れ、街の飾付けもクリスマス一色です。
我家でも、1ヶ月前には、クリスマスツリーが飾られ、子供達はツリーのピカピカとしたイルミネーションを見る度、そわそわして落ち着かない様子です。
その子供達は毎年、短冊に願い事を書いて七夕のように、ツリーに吊るします。
願い事とは言っても、「世界平和」とかではなく、「〇〇が欲しい」と自分の欲望が書いてあるだけで、これは、どこのご家庭でも、ほぼ同じでしょうか。
次男(小5)は、ツリーを出したとほぼ同時に、願い事を吊るしましたが、長男(中2)は、しばらく吊るしていませんでした。
中学2年生ともなれば、色々な事情が分かり始め、「サンタの真実」に気付いていても不思議ではありません。
ただ、その真実に気付いた事がばれたら、プレゼントをもらえないと思っているのか、本性をなかなか現しません。
しかし、ツリーの短冊がないと、何が欲しいか分からず困るので、長男に「願い事を書かないと、サンタさん来ないぞ!」と一言。
翌朝、ツリーを見ると吊るしてありました。
次男は、自分の好きな青い折り紙に一生懸命書いているのに対して、長男はチラシの裏にメモのように簡潔に。
普段、長男と話していると、要領を得ないくだらない話をダラダラとするのに、こういう時だけは、スパッとストレートです。
「サンタの真実」には気付いているのかも知れませんが、「サンタの気持ち」は分かっていないようで、まだまだです。
という事で、長男の願い事は保留、そして次男の願い事も、一生懸命書いて気持ちは伝わってくるのですが、予算オーバーなので保留です。
P.S.
この時期、テレビCMでサンタの袋に高額なゲームが入っていたり、ニュースで親がクリスマスプレゼントを買う姿を映すのは止めてもらいたいものです。
年頃の子供を持つ親にしてみれば、ドキドキです。
子供にとって楽しいクリスマスも、商売する大人にとっては、書き入れ時っていうのもねぇ。