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東区H様邸 リフォーム工事 3

内部から外部工事へ。

今回の外部工事は主に、外壁と屋根の塗装です。

まずは、点検から。

東区H様邸 足場

点検の結果、やはりコーキングは劣化していて打ち替えが必要です。加えて換気フードも長年 風雨にさらされて劣化し、触れば割れてしまいそうな状態なので交換が必要です。
これらのことは「想定内」で、すでに見積りに入っているので問題はありません。

「見積り」と言えば、同じ工事内容の見積りを依頼していても、各社その金額に大きな差があるのはなぜでしょうか。
また、他社の見積金額を見てその場で、「その金額より50万安くします」なんて話も。
はたしてどの金額が妥当なのでしょうか。
特にリフォーム工事は、単価 × 数量 とはいかない工事も多く、一式表示になる項目が多々あり、詳細が分かりづらいのが現状です。
最低限の見積りで安く見えても、あとから追加だらけでは困りますし、ただ高いだけでも同じです。大切なのは、工事の内容と見積りのバランスで、工事内容は「どこまで想定するか」によっても違います。このことについては、お伝えしたい事が沢山あるのですが、今ここで長々と書く訳にもいきませんので、別の機会にということで。

さて、そんなこんなで、屋根・外壁の状態も「想定内」でしたので、作業に取り掛かります。

 

塗装は今回もアベ塗工さん。相変わらず素敵なロゴマークです。
まずは飛散防止ネットを張って、外壁・屋根の高圧洗浄です。
数後日にコーキングを打ち替え、

東区H様邸 塗装3

一緒に換気フードも交換しました。

そして、いよいよ塗装工事。
まずは下地処理から。


今回の外壁は金属系のサイディングなので、防錆効果がある下地材を使います。そのほか下地処理には、新たに塗る塗料との密着力を高める効果があります。
また仕上げる色によっては、別の色の下塗りが必要な場合もあります。例えば、元々濃い色の外壁を明るい色にしたい場合には、いきなり仕上げの明るい色を塗っても発色が悪く思い通りの色にならないので、下塗りとして発色を助ける色を塗ります。
ですから厳密に言えば、仕上げる色によって工程が変わり、それに合わせて金額も変わることがあります。
話はちょっとそれますが、馬のマークのフェラーリと言えば赤。フェラーリレッドと呼ばれる独特の赤がなんとも素敵ですが、その赤を表現するのは非常に難しいらしく、下地にピンクを塗っているなんて話も。また下地に黄色を塗る赤い車もあるそうで、一言で赤い車と言っても、下地の色が全然違ったりするのも、塗装の奥深さを感じます。

さて話は戻りまして、試し塗りです。

東区H様邸 塗装

打ち合わせ段階で決めた色見本の色と実際ではイメージが違うこともあり、また下地によっても変わります。
ですから部分的に試し塗りをして、 お客様に確認していただいてから、仕上げ工程に進みます。


一緒に灯油タンクも塗って作業完了。

ネットをはがし、足場を解体。


そして、完成です。

東区H様邸 塗装15

今回のリフォームは、ユニットバスをシャワーユニットに交換し、L型キッチンをI型に変えました。新築から数十年が過ぎ、ライフスタイルが変わり、それに合わせた工事が多々ありました。
リフォーム工事は、「古くなったから仕方なく」ではなく、今の生活に合わせ「より使いやすく」したいものです。
使いやすく奇麗になった我が家を見ると、ため息が笑顔に変わります。

木の森では、新築でもリフォームでも、そこに暮らす方々が笑顔になれる空間造りを心がけています。

H様、ありがとうございました。これからも、よろしくお願い致します。

 

 

《 東区H様邸 リフォーム工事2


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