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近頃1年が短い

あっという間に8月です。

ついこの間、「雪かき」から開放されたと思ったら、あと1ヶ月もすれば、秋を感じる季節です。

そして、年末になると、「今年も、あっという間だったねぇ~」 と振り返るのが毎年恒例です。

 

「年をとると、1年経つのが早く(短く)感じる」 というのは、誰でも同じでしょうか。

 

少なくとも、私の周りの同年代の人たちや、先輩方は 「短い」 と感じているようです。

逆に、子供たちは 「長い」 と感じているようで、
それは、クリスマスが終わった瞬間から、次のクリスマスを待ち遠しく思っている姿や、週末近くになれば、「あと1日(学校に) 行けば、やっと休みだぁ」 と言っている姿を見れば分かります。

また、自分が子供だった頃を思い出してみても、そうでした。

 

なぜ、大人になると、同じ1年でも短く感じるのでしょうか。

ただし、短く感じる1年の中でも、「つまらない講習会」 などを聞いているときは、時間が長く感じます。

逆に、面白い話を聞いているときや、楽しい時間は、あっという間に過ぎ、大人になっても、同じ時間を 「長い」 と感じたり、「短い」 と感じたりします。

要するに、「楽しい時間は、あっという間で、退屈な時間はゆっくりと過ぎていく」 ということです。

では、子供の頃、1年を長く感じたのは、退屈な時間が多かったからでしょうか。

逆に、大人になると、毎日が楽しいから、短く感じる?

いやいやいや!

どちらかと言うと、子供の頃は、毎日が楽しく、大人になると、楽しみが減り、辛いことが増え・・・ですよねぇ。

 

「年々、1年が短くなる不思議」

この疑問を解決してくれるような答えは、なかなか見つかりません。

 

しかし、この間、ラジオを聴いていたら、この疑問を解決してくれそうな1つの話がありました。

それは、「自分の今の歳を分母にして、分子を今年(1年間)とする」 という話。

50歳であれば1/50、30歳であれば1/30、16歳であれば1/16です。

すなわち、50歳の人は、50年のうちの1年、16歳であれば、16年のうちの1年。

分子が同じ1(年)でも、分母になる今の年齢が増えるほど、分子の値(割合)が小さくなるということです。

1/16より、1/50のほうが小さい。

16歳の頃の1年より、50歳の1年のほうが短い。

当然、1年間は、誰にでも平等な1年で、数学で解決できる話ではないのですが、人生の中の1年として考えれば、年を重ねるほど、その1年を短く感じるのも、納得できます。

 

しかし、これは「答え」 ではなく、「1つの考え方」 です。

「時間の感じ方」ついては、まだまだ不思議がいっぱいです。

この続きは、また別の機会に書きたいと思います。

 

 


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