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東区 K 様邸 新築工事7

布コンクリート打設。

東区 K様邸 布コンクリート打設1

週末に、まとまった雪が降り、今日は冷え込みましたが、天気は良くコンクリート打設日和です。
というか、冬場は基礎全体をテントで囲うので、毎日が打設日和です。

午後1時、布コンクリートの打設開始です。
ご覧のように、テント内部は全く雪がありません。
服装も、「夏のように」とはいきませんが、それなりに薄着で大丈夫です。


そして、打設した後を追うようにして、天端をある程度 均します。

 東区 K様邸 布コンクリート打設4

「ある程度」とは、この後 「天端レベラー」を流して仕上げるので、そのための下地としてです。
「天端レベラー」はセメント系の材料を水で練り、流動性を高めて流し込む工法です。
これは「水が平らになる(水平)」性質を利用したもので、天端レベラーを流し込むと勝手に平らになってくれます。とは言っても、これが結構難しい。水の性質とは言っても水ではなく、ある程度ドロッとしていて、1か所から流し込んで全体に広がるようなイメージではなく、一定の間隔で様子を見ながら流し込む繊細な作業です。
勘の良い方なら、「セメント系の材料を水で練るのなら、水の量を増やしてシャバシャバにして流せば?」と考えるかも知れませんが、それはそれで、型枠の隙間から流れ出してしまったり、何より水と材料が分離してしまってダメなんです。水と材料の配分は、しっかりと計量して混ぜないと効果が出ないのです。
何をするにも、やはり「技術」なんですよねぇ、物造りは。

 

 

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