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東雁来モデルハウス 12

2月5日。今日は、杭工事です。

札幌では、今日から雪祭りですが、今年は積雪が少なく、「雪像の雪集めに苦労した」という話も聞いています。
しかし我々 建築業者は、この少なさに感謝しています。モデルハウスを建築する東雁来でも、先週の土曜日に排雪をして以来、ほとんど雪が降っていません。お陰で、今日の杭打ち工事も、順調に作業を進める事が出来ました。

さて、今回の杭工事ですが、今までの電柱のような既成コンクリート杭を打ち込む工法とは違う、砕石パイルを使った「HySPEED工法」を採用しています。
この砕石パイルとは、地盤に筒状の穴を掘り、そこに圧力をかけながら砕石を流し込み、砕石杭を形成する工法です。

まず、直径400㎜のドリルで地面を指定深さまで掘削します。

東雁来モデル 杭工事1

途中何度かドリルを抜いて、そこに付いた土を落としながら作業を進めます。


このとき、ドリルに付いた土を見れば、その深さの地質を実際に確認する事ができます。

そして右上の写真が、約10本分の杭を施工して出た残土です。これを見ても分かるように、RC杭のように穴を開けるというよりは、穴を掘るという表現がピッタリです。


直径400㎜の穴がポッカリ開いています。そこに砕石を流し込みます。

東雁来モデル 杭工事6

この時、ただ流し込むだけではなく、先程穴を掘るのに使ったドリルを逆回転させ圧力をかけ、さらに振動を与えながら突き固めながら、地表面まで作業を進めます。

東雁来モデル 杭工事6

上の写真が、作業完了の状態です。

ただ砂利が敷いてあるように見えますが、地中深くまで筒状に砕石パイルが入っています。

来週からは、いよいよ基礎根掘作業が始まります。お楽しみに。

 

※この砕石パイルについては、後日改めてブログに書きたいと思います。

 

 

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