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東雁来モデルハウス 25

今週は、仕上工事です。

先週で大工さんの作業が全て終わり、まずは塗装工事です。


最近は、塗装工事が減っていたり、まったく塗装をしない住宅もあります。
これは、工期短縮と既製品の充実が主な原因で、工期短縮は文字通り、塗装工程がなくなることで1週間近く工期が短縮できるという事。
また既製品の充実は、質の向上とコストのバランスです。「塩ビシート」を巻いた枠材や建具は、一目見ると本物と見間違えるほどで、価格もそれほど高くなく「一石二鳥」です。
とは言うものの、塗装には「味」があり、既製品ではまだ、それを再現できていない気がします。
ただ、その「味」を出すには技術(腕)が必要で、そういう職人さんが少なくなってきた昨今、既製品が増えていくことは、間違えなさそうです。
それでも、我々が塗装をお願いしている「アベ塗工」さんは、とても良い味を出す、腕の良い塗装屋さんですから、あえて時代を逆行して、塗装する部分を増やしたいと考えています。

さて、塗装工事が終われば、養生です。
これは私の作業で、1日かけてじっくりとやります。

塗装をしたところを全部、養生(保護)するのですが、特に階段は、この後の仕上の職人さん達が上り下りするので、特に厳重に養生します。
まずは、粘着力のあまり無いテープで階段の縁を隙間無く貼ります。


これは塗装面を傷めないためです。
次に最初に貼ったテープの内側になるように、養生紙とベニヤを重ね、最後に粘着力のあるテープで固定します。


このテープは、先に貼ったテープの上に貼るので、直接塗装面を傷めることがありません。
たいして面白い話ではなかったと思いますが、これが私の拘りと、丁寧に作業をしてくれた職人さんへの愛情です。

そして今週後半からは、クロス工事が始まりました。

最初の2日間は、ひたすら下地処理(パテ)です。

 

耐火ボードのジョイント、ビス頭等々。

その下地処理が終われば、いよいよクロスを貼り始めます。

モデル内装4

基礎工事に始まり、大工さんが終わるまで約2ヶ月半、一気に完成に近づいて見える瞬間です。
これは、1つ1つの作業を丁寧に積み重ねてきた結果であり、今まで作業をしてくれた職人さん達に、改めて感謝です。

来週も仕上げ作業は続き、再来週には完成予定です。

完成までもう少し、気を抜かず頑張ります! (p`・ω・´q)

 

 

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