今日から、玄関前と駐車スペースの土間コンクリート工事です。
約1か月前に現地調査で、地盤面の高低差を確認して、
仕上がりのイメージをしました。
全体の土間の形状を決めます。
K様邸は新築時、正面の道路の形状を考慮して、
建物の地盤を少し高めにセットしています。
「道路の形状を考慮」とは、K様邸前の道路に歩道は無く、
「皿形側溝」と呼ばれる、雨水を流すための浅い側溝が、
道路境界面にあります。
そして、道路中心部が結構高くなっていて、
台風などの大雨の時は、その側溝を超え、道路中心部の高さ位まで、
敷地内に雨水が流入する可能性があります。
その「雨水の流入」を考慮し、建物の地盤面を決めているので、
「少し高め」になってます。
と言うことで、玄関前の勾配のまま、奥までいくと、
土間が上がりすぎてしまうので、「丁度良いところ」から勾配を緩くし、
すでに建っている車庫との「取り合い部分」も細工をします。
その細工については、後ほど。
そして、工事1日目は、スキ取りと砕石下地です。
最終仕上がり面から、
コンクリート150mm・砕石300mmの計450mmを下げてスキ取ります。
このスキ取り、何となく掘っているように見えるかも知れませんが、
深さを正確に測りながら作業を進めています。
地盤面から450mm掘り下げたところで、次に、300mmの砕石入れです。
そして、転圧です。
丁寧に隅々まで転圧をして、
本日の作業は終了です。